転職サイトと転職エージェントの違いとメリット・デメリット【ビジネスモデルから考える】

転職サイトと転職エージェントの違いを知っていますか?よく誤解されている方がいるので、今回はそれぞれの違いとメリット・デメリット、ビジネスモデルの違いによる採用ハードルについてお話します。

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転職サイトと転職エージェントの違い

最初に転職サイトと転職エージェントの違いについて簡単にご紹介します。(人材業界では、転職サイトを広告媒体と呼ぶことが多いです)

転職サイトは、自分で求人票を見つけて応募する形のサービスです。一方、転職エージェントは、完全無料で「求人の紹介」「面接対策」「面接の日程調整」「給料交渉」など、転職フローのほとんどを代替してくれるサービスです。

例えば、現職が忙しくて転職活動になかなか時間が取れない方は、面倒な作業のほとんどを代替してくれる転職エージェントが適していると言えます。

転職のプロがおすすめする転職サイトと転職エージェント

2018.05.23

【転職サイトと転職エージェントの比較表】

  転職サイト 転職エージェント
求人数
サポート
使いやすさ
手続き代行

求人数の比較

求人数を比較すると、転職サイトの方が求人数は多いです。転職エージェントの場合、転職者にマッチした企業を紹介するので、自分で求人を見つけて選ぶことはできません。そのため、求人数と求人を選ぶ自由度で言えば、転職サイトの方がメリットは大きいです。

しかし、転職エージェントの場合、転職サイトに載っていない非公開求人が多数あるので、甲乙つけ難いです。

サポート

サポートは、転職エージェントだけのサービスになります。転職エージェントのサービスは以下のようなサービスになります。

  • キャリアカウンセリング
  • 求人紹介
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 面接のセッティング
  • 給料交渉
  • その他の手続き

使いやすさ

使いやすさは、転職サイトの方が高いと思います。自分で気に入った求人を見つけて応募できるので、自由度の高い転職ができるでしょう。しかし、万全な準備が必要なので、初めての転職の場合は転職エージェントに相談に乗ってもらうことをおすすめします。

手続き代行

手続き代行も、転職エージェントのみのサービスになります。私は、手続き代行は転職エージェントの一番のメリットだと思っています。先方とのやり取りをほとんど代行してくれるので、転職者は面接を受けるだけの状態になります。そのため、転職活動に集中しやすく、結果的に転職成功率が高まると思います。

ビジネスモデルから考えるメリット・デメリット

転職サイトと転職エージェントのメリット・デメリットをお話しました。続いては、ビジネスモデルから考えるメリット・デメリットです。ビジネスモデルの違いを説明する理由は、転職者の合否に直接影響しているからです。その理由は、転職サイトと転職エージェントのビジネスモデルの違いを理解すればわかるでしょう。

転職サイトのビジネスモデルの違い

転職サイトは広告掲載料で成り立っています。原稿サイズや掲載期間、エリアなどによって金額は異なりますが、平均で50万円以上はかかります。

例)1ヶ月 50万円で広告掲載した場合
1ヶ月の間に、何人採用しても50万円になります。

一方、転職エージェントは成果報酬(紹介料)で成り立っています。1人採用するごとに、年収の25%〜35%がかかります。年収400万円で成功報酬が30%の場合、120万円が紹介料となります。

例)転職エージェントで年収400万円のAさん、年収600万円のBさんを採用した場合

年収400万円×30%=120万円
年収600万円×30%=180万円

合計で300万円になります。

つまり、転職サイトは何人採用しても一定額しかかからないので、コストパフォーマンスが良く、それに伴い採用ハードルは下がります。一方、転職エージェントの場合、年収×25%〜35%の紹介料がかかるので、採用ハードルは上がることになります。

転職サイトと転職エージェントのビジネスモデルの違いから、転職者の採用ハードルの差が生まれているのです。企業から見ると、転職サイトは採用コストが安く済み、転職エージェントは高くつきます。

おわりに

いかがだったでしょうか?今回は、転職サイトと転職エージェントの違い、メリット・デメリット、ビジネスモデルの違いについてお話しました。最後までお読み頂きありがとうございました。

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