リクルートエージェントの企業スカウトメールの実態【元リクが解説】


リクルートエージェントの企業スカウトメール

「リクルートエージェントの企業スカウトメールとは何か?」知っている方は少ないと思います。このページでは、企業スカウトメールの内容や仕組み、実態を元リクルートの転職エージェントが解説します。

筆者プロフィール

元リクルートの転職エージェント。広告業界を中心に、IT、人材、商社、メーカーなど、100社以上の中途採用を支援。趣味は音楽、読書、半身浴ともっぱらのインドア系。幅広い業界知識を元に役立つ転職情報を発信します。

リクルートエージェントのスカウトメールとは

リクルートエージェントには、スカウトサービス機能が付いています。転職活動では、求職者が求人を見て応募することが一般的です。一方、スカウトサービスは、採用企業が求職者の経歴を見てアプローチするサービスです。

リクルートエージェントのスカウトメールには2種類あります。

  1. 応募歓迎
  2. 面接確約

1.応募歓迎

応募歓迎のスカウトメールは、「書類選考通過確率が通常の3倍」と言われています。その理由は、そもそも企業側が興味を持った求職者に送るからです。しかし、選考上何かが有利になるものではありません。通常通り、書類選考が行われます。

2.面接確約

面接確約のスカウトメールとは、書類選考なしで面接に進める特別なオファーです。採用企業が求職者の履歴書・職務経歴書を見て、興味を持った求職者に送るオファーです。その後の選考は通常通り進みますが、企業側の期待値や評価は高いです。そのため、内定率も非常に高く、「面接確約」が届いた場合、選考に有利に働くケースが多いです。

リクルートエージェントのスカウトメールの仕組み

それでは、一体誰がどのような基準でスカウトメールを送っているのでしょうか。スカウトメールには、2つのパターンがあります。

  1. 企業の採用担当者
  2. リクルートエージェントの法人担当者

1.企業の採用担当者

■誰が:企業の採用担当者
■何を見ているか:簡易的なキャリアシート

リクルートエージェントでは、企業の採用担当者が、匿名の簡易的なキャリアシートを閲覧することができます。閲覧できるキャリアシートはランダムではなく、掲載している求人に合致した求職者のものです。

企業担当者は、そのキャリアシートを○△×で判定します。「○判定」の方には面接確約、「△判定」の方には応募歓迎の連絡が自動で求職者に送信され、「×判定」の方には何も送られません。(採用担当者の判断基準としては、「会いたい」と感じた方には○判定、「もっと詳しく知りたい」と思った方には△判定をしています)

個人情報の観点から簡易的なキャリアシートしか見れないため、基本的には「△判定」が多いです。○判定=面接確約オファーが送られた際には、「応募条件に完全に合致した求職者」ということになります。そのため、内定を獲得できる確率が非常に高くなります。

リクルートエージェントに登録したら、必ずスカウトサービスを利用しましょう。企業の採用担当者が閲覧できる個人情報は簡単な経歴や性別など非常に簡易的です。そのため、個人が特定される心配はありません。

スカウトサービスは、思わぬ優良企業との出会いの機会です。選択肢を増やすためにも、スカウトサービスを利用することをおすすめします。

2.リクルートエージェントの法人担当者

■誰が:リクルートエージェントの法人担当者
■何を見ているか:キャリアシート、職務経歴書、推薦文の全ての内容

リクルートエージェントの法人担当者(以下:RCA法人担当者)がスカウトメールを送る場合もあります。RCA法人担当者は、職務経歴書、キャリアシートの全てを閲覧した上でスカウトメールを送ります。

企業の採用担当者が簡易的な情報で判断しているのに対して、RCA法人担当者は全ての情報を掴んだ上で判断しているため、より選考通過の確率が高いです。

RCA法人担当者は、自身のスカウトした求職者から応募があった場合、その求職者を企業に積極的に推薦します。

また、RCA法人担当者は企業の情報を客観的に深く理解しています。キャリアアドバイザーと異なる観点からマッチングするため、RCA法人担当者からのスカウトメールが届いた場合、必ずチェックしましょう。

採用担当者とRCA法人担当者のスカウトメールの見分け方

■企業担当者:自動生成メール
■RCA法人担当者:本人が作成

企業の採用担当者からのスカウトメールは自動生成の定型文です。一方、RCA法人担当者からのメールは一通一通作成しています。テンプレートを使っている場合もありますが、基本的にはしっかりと文章が書かれているものが多いです。

また、RCA法人担当者からのメールの場合、しっかりとRCA法人担当者の名前が記載されています。

スカウトメールの実態【裏側について】

なぜスカウトメールを送るのか?

企業がスカウトメールを送る理由は、主に「適切な求職者がなかなか応募してくれない」からです。現在転職市場は売り手市場です。大手企業や有名企業でも、職種によっては応募者を集めるのに苦戦しています。

そのため、応募者を集める有効な手段の一つとして、スカウトメールを利用している企業が増えているのです。

スカウトメールを送る企業は不人気企業?

スカウトメールを送る理由を考えると、「応募のない不人気求人なのか」と思われるかもしれません。たしかに、応募が十分に無い求人である場合が多いですが、だからといって悪い求人という訳ではありません。

スカウトメールを送るには、時間的コストが多く掛かります。採用担当者は多くのキャリアシートを見て判定をしています。つまり、スカウトメールを送っている企業は採用に非常に力を入れているということになります。採用に力を入れていない企業は、スカウトメールは利用していません。

RCA法人担当者の場合は、何十社も企業を抱えている中、時間の制約上、すべての企業のスカウトメールを送っている訳ではありません。その中でもスカウトメールを送るということは、「この企業には採用成功してほしい」という強い熱意がある場合が多いです。

そのため、スカウトメールを送っている企業は不人気企業、悪い企業だと考えるべきではなく、貴重なチャンスと捉えて、積極的にスカウトメールを活かしていくことをおすすめします。

スカウトメールを送る企業にいい加減な企業、悪い企業はあまりないというのが筆者の所感です。(もちろん、合う合わないはあると思います)

また、スカウトメールのなかには、掘り出し物の求人が多いです。そのため、間違った先入観を持たずに、しっかりと求人を見て判断しましょう。

スカウトメールを多く受け取るための2つのポイント

企業スカウトメールは、多く受け取るほど転職の可能性が広がるものです。多く受け取るためのポイントは2つです。

  1. キャリアシートを充実させる
  2. 転職先に求める条件を明確にする

1.キャリアシートを充実させる

スカウトメールを送る際の判断材料は、キャリアシートだけです。そのため、キャリアシートの内容が不十分だとスカウトメールを送ることができません。そのため、キャリアシートは詳細に、かつ魅力的に記入することが重要になります。

2.転職先に求める条件を明確にする

希望条件や希望勤務地、残業時間、風土、キャリアプランなど、転職先に求める条件を明確に固めておきましょう。特に、RCA法人担当者がスカウトメールを送る際には、それらが大きな基準になります。

逆に言えば、希望条件などを明確にしておくと、RCA法人担当者側からもマッチングしてもらえる可能性が高いです。(転職活動を進めていくなかで、希望条件に変更があった場合は、都度都度キャリアシートを更新しましょう)

リクルートエージェントと併用するべき転職サービス

転職サービスは、最初から一つに絞るよりも、3〜4社の転職サービスを利用してみることをおすすめします。事実として、転職決定者は平均4.2社の転職エージェントを利用しています。

ここでは、リクルートエージェントと併用するべき転職サービスをご紹介します。

1位:doda
2位:パソナキャリア
3
位:マイナビエージェント
必須:リクナビNEXT

1位:doda

【おすすめ度】
【公式HP】https://doda.jp/

dodaは、人材業界大手のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営している転職エージェントです。2018年10月時点の会員数は約440万人で非常に人気の高いです。

転職者満足度は業界1位と言われるほど、ユーザーファーストの転職エージェントです。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。

dodaの評判と特徴を転職エージェントが徹底解説

対応地域全国
探せる職種営業、企画・管理、事務/アシスタント、販売/サービス、コンサルタント/士業、金融専門職、公務員/教員、SE/インフラエンジニア/Webエンジニア、機械/電気、組み込みソフトウェア、建築/土木/不動産/プラント/設備、化学/素材/化粧品、食品/香料/飼料、医療系専門職、クリエイティブ
求人数10万件以上
特徴・転職者満足No.1
・転職ワンストップサービス
・スカウトメールが多い

2位:パソナキャリア

【おすすめ度】
【公式HP】https://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリア、人材派遣業界で第2位のパソナが運営している転職エージェントです。顧客満足度が非常に高く、転職後の年収アップ率はなんと67.1%と驚異的な数値です。

手厚い転職サポートに定評があり、初めて転職される方は、ぜひ利用したい転職エージェントです。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。

パソナキャリアの評判と特徴を転職エージェントが解説

対応地域全国
探せる職種営業、管理・事務、IT・Webエンジニア、技術職(電気・電子・機械・化学)、クリエイティブ、マーケティング・企画、コンサルタント・士業、販売員・サービススタッフ、研究・開発、専門職(Web・IT・ゲーム)、専門職(金融)、専門職(不動産・建設)
求人数3万件以上
特徴・転職サポートの質が高い
・顧客満足度が高い
・25万人分の転職ノウハウを保有
・転職後年収アップ率が67.1%

3位:マイナビエージェント

【おすすめ度】
【公式HP】https://mynavi-agent.jp/

マイナビエージェントは、人材業界大手のマイナビが運営する20〜30代の転職に力を入れている転職エージェントです。最近では、その使いやすさと求人の質からユーザー数を急速に伸ばしています。

他の転職エージェントに比べて20〜30代の転職に強く、20代に信頼されている転職エージェントで第1位に選ばれています。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。

マイナビエージェントの評判と特徴を転職エージェントが徹底解説

対応地域全国
探せる職種SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)、営業職、コンサルタント/監査法人/士業関連、不動産専門職、経営/企画/管理/事務、建築設計/土木/プラント/設備、機械/電気・電子/素材、医療系専門職、金融専門職、クリエイティブ、販売/サービス
求人数3万件以上(2018年11月現在)
特徴・20代に信頼されている転職エージェントNo.1
・20代、30代の転職サポートに強い(転職サポートに定評がある)
・キャリアアドバイザーの質が高い
・特に関東エリアに強い

必須:リクナビNEXT

リクナビNEXT

【おすすめ度】
【公式HP】https://next.rikunabi.com/

リクナビNEXTは、業界最大手のリクルートが運営する転職サイトです。圧倒的な求人数を誇り、会員数は約800万人。転職活動をされている方のほとんどが利用しています。

求人は全国を網羅しており、幅広い職種を扱っているので、希望条件に合った求人が必ず見つかります。履歴書や職務経歴書の作成ツールが無料で使えるので、重宝すると思います。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。

リクナビNEXTの評判と特徴を元リクルートが徹底解説

対応地域全国
探せる職種営業、事務・管理、企画・マーケティング・経営・管理職、サービス・販売・外食、Web・インターネット・ゲーム、クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイナ)、専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)、ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)、エンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御)、素材・化学・食品・医薬品技術職、建築・土木技術職、技能工・設備・交通・運輸、医療・福祉・介護、教育・保育・公務員・農林水産・その他
求人数非常に多い
特徴・転職者の約8割が登録
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・約9割が正社員求人
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・毎週水曜・金曜に数千件の新着求人がアップ
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