転職の自己分析のやり方【転職エージェントがわかりやすく解説】


「自己分析のやり方がわからない」

「自己分析は本当に必要?」

「そもそも自己分析ってなに?」

このような質問を多く頂きます。転職エージェントの立場から言えば、転職において自己分析は必須です。その理由は2点です。

  1. 自分を効果的にアピールするため(内定を得るために)
  2. ミスマッチを防ぐため(内定後のために)

自己分析を疎かにして、「第一志望の企業に落ちてしまった」「入社後1ヶ月で辞めてしまった」ということにならないために、自己分析は行うべきです。

実際、多くの転職者が自己分析をしていないので、自己分析をすることで他の候補者よりもリードできるはずです。少なくとも転職後の満足度は変わると思います。

このページでは、自己分析の重要性と自己分析のやり方について解説しています。

そもそも自己分析とは?

自己分析とは、「自分自身の過去を棚卸し、自分の強みや弱みだけでなく、価値観も理解し、分析すること」です。

自分の強み・弱みを知ることで、面接で自分のアピールするべきポイントを知ることができます。また、価値観を理解することで、どのような企業が自分にマッチするのかを判断することができます。

言い方を変えれば、自己分析は「自分は何をしたいのか?」「どんな仕事に向いているか?」「どんな会社・業界に行きたいのか?」を理解するための作業と言えます。

転職において自己分析は必須

転職において自己分析はなぜ必要なのでしょうか?

面接官の立場になって考えてみましょう。

面接官が一番知りたいことは、「あなたはどういう人ですか?」ということです。面接官はどういう人かを見定め、「弊社に合うか」「職種は適正か」を判断します。

面接官に対して、「自分はこういう人です!」と効果的にアピールするためには、自分のことを自分が一番理解している必要があります。面接だけでなく、履歴書や職務経歴書の限られたスペースのなかで、自分を効果的にアピールするためにも、自己分析が重要なのです。

言い方を変えれば、自己分析がしっかりと出来ていれば、それだけで評価されることもあります。自己分析は自己認知力と言い換えられ、一種のビジネススキルでもあるのです。

自己分析のゴール(目的)

実際に自己分析を行う前に、自己分析のゴールを理解しておきましょう。自己分析のゴールは2つあります。

  1. 自分の強みと弱みを理解し、他人に説明できるようになること
  2. 自分が大切にしている価値観や志向性を理解すること

①は履歴書・職務経歴書や面接で自分自身を効果的にアピールするために、②は企業や職種を選ぶ際の判断軸になります。

自己分析を終えたら、必ず自分の強みと弱みを言語化します。そして、その強みをどのように履歴書・職務経歴書や面接に落とし込んでいくかを考えるのです。

では、実際に自己分析を4ステップで行ってみましょう。自己分析に時間をかける方は、総じて転職満足度が高いので、がんばりましょう!

自己分析のやり方

ここでは、転職における自己分析で一番メジャーなやり方をご紹介します。大きな流れは、下記の通りです。「Will?Can?Must?よく分からない!」という声が聞こえてきますが、非常に簡単なやり方なのでご安心ください。

  1. 過去を徹底的に振り返る
  2. Will(自分がやりたいこと)
  3. Can(自分にできること)
  4. Must(自分が組織の中で果たすべきこと)

自己分析を行う上で、Will、Can、Mustは欠かせない要素です。Willは「自分がやりたいこと」、Canは「自分にできること」、Mustは「自分が組織のなかで果たすべきこと」です。これら3つが調和して、初めて幸せな転職が実現できます。

多くの転職者は、Can(自分にできること)ばかりをアピールする傾向があります。しかし、面接官からすれば、CanだけでなくWill(自分がやりたいこと)も知りたいのです。

過去を徹底的に振り返ることで、自分のWill、Can、Mustを明確にすれば、内定率はグッと高くなります。

ステップ1:過去を徹底的に振り返る

Will、Can、Mustを明確にするために、まずは過去を徹底的に振り返りましょう。過去を振り返ることで”今の自分”がどのように形成されたのかを知ることができます。振り返る項目は、以下の5つです。

  1. 仕事内容
  2. 成功体験
  3. 失敗体験
  4. 学んだこと
  5. 当時のモチベーション

実際に行うイメージは持てましたか?初めての方は、少し難しいかもしれません。よりシンプルに言えば、①When(いつ?)②What(なにを?)③Why(なぜ?)④What(なにを学んだ?)を思い出すだけで十分です。

おすすめなのが、エクセルを使って過去を振り返る方法です。例えば、A列に①When、B列に②What、C列に③Why、D列にWhatを記入します。

振り返る期間は、新卒1年目から現在まででも良いのですが、できれば小学校、中学校、高校、大学とまんべんなく振り返ると良いです。(自分が大切にしている価値観は、小学校、中学校で形成されている可能性が高いため)

過去を振り返ることで、自分がいつ、何をして、なぜしたのかが明確になります。一番重要なのがWhy(なぜ?)の部分です。Whyを明確に答えられるようになれば、自分が本当にしたいこと、大切にしている価値観がわかるようになります。

私たちは、ある程度決まった行動パターンの中で生きています。そのため、日常的な行動は無意識に行っていることが多く、Whyの部分を意識せずに行動を取っていることが多いです。しかし、人の行動には必ず理由があり、その理由を明確にすることで、自己理解につながります。

ステップ2:Will(自分がやりたいこと)

過去を徹底的に振り返ることで、下記のように、自分が本当にしたいことや大切にしている価値観がわかったと思います。

「当時はなんで、こんなことやったんだろう?」

「あ!◯◯がやりたかったからだ!」

「本当の自分は◯◯を仕事にしたいのかな?」

ステップ2では、ステップ1を参考に、自分の”意志”に向き合います。「自分の”意志”に向き合う」とは、自分が本気でやりたいこと、実現したい未来を自分に問いてみるということです。簡単に言えば、短期目標、中期目標、長期目標を考えるのです。

例えば下記のように、これからの目標をシンプルに設定します。目標は、一度設定しても変更することができるので、最初は気楽に考えてみましょう。

短期目標:35歳で営業成績トップ

中期目標:40歳で独立

長期目標:50歳でアーリーリタイア

ステップ3:Can(自分にできること)

ここでは、自分にできること(強み)、できないこと(弱み)を整理します。Will(自分がやりたいこと)を実現するためには、強みを伸ばし、弱みを補うことが必要です。そのためにも、現状の強みと弱みを認識しましょう。

よく「自分の強みが見つからない!」という方がいます。そんな方は、過去を振り返り、どんなに小さな事でも良いので成し遂げたことを思い出しましょう。必ず1つはあるはずです。そして成し遂げることができた理由を考えます。その理由があなたの強みになります。

例えば、文化祭の委員長、サークル長など、組織をまとめる役割を経験している人は、リーダーシップが一つの強みと言えます。自分の強みは、過去の経験が必ず教えてくれます。そういった意味でも、ステップ1の過去を徹底機に振り返るはとても重要なのです。

行き詰まったしまった方は、リクルートが無料で提供しているグッドポイント診断を受けてみてください。1回の診断には、約20〜30分ほどかかりますが、18種類の資質からあなたの強みを5つ診断してくれるので、一気に自己分析が進むはずです。

ステップ4:Must(自分が組織の中で果たすべきこと)

最後に自分が組織の中で果たすべきことを整理します。簡単に言えば、「採用企業があなたにお願いしたい業務内容(あなたに求めていること)」ということです。

自分が組織の中で果たすべきこと(Must)が、自分が本当にやりたいこと(Will)なのか、そして自分にできるのか(Can)を考えます。これら3要素が調和することで、内定率は高まり、幸せな転職が叶います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自己分析の流れを少しでもイメージして頂けたら幸いです。自己分析の流れのなかで、一番重要なのがステップ1の過去を徹底的に振り返るです。過去を振り返ることで、自分の強みと弱み、そして価値観を理解することができます。

そして、それらをWill、Can、Mustに落とし込む。この作業を行うことで、面接官に対して自分自身を効果的にアピールすることができます。ぜひ、自己分析にチャレンジしてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。あなたの幸せな転職を願っています。

転職をする上で重要な「自己分析」に関するおすすめの本5選


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