月収20万円の手取り額は?【所得税と住民税の計算方法も解説】


月収20万円の手取り額は15〜16.5万円です。

このページでは、「月収20万円の手取り額」はもちろん、「月収20万円の生活レベル」や「月収20万円の割合」について解説しているので、参考になる情報がきっと見つかるはずです。

※各種データは『国民生活基礎調査』『民間給与実態統計調査』『総務省統計局の家計調査』を参照しています

月収20万円の手取り額

額面月収
20万円
※控除前
手取り月収
15〜16.5万円
※控除後

月収20万円の手取り額は15〜16.5万円です。(手取り月収は、額面月収の70〜80%程度と考えるとわかりやすいです)ちなみに、下記条件で試算すると「160,825円」となりました。

・25歳男性 独身
・月収20万円
・東京都渋谷区在住
・扶養家族なし
・雇用保険は一般事業者

月収20万円の手取り内訳
総支給額200,000
健康保険9,900
介護保険0
厚生年金18,300
雇用保険600
所得税3,250
住民税7,125
手取り額160,825

月収20万円の所得税の計算方法

所得税は、下記公式に当てはめれば2ステップで計算することができます。

所得税の計算方法をより詳しく知りたい方は、所得税の計算方法を2ステップで解説【会社員/主婦パート/アルバイト】を参照ください。

【所得税の公式】
課税所得×税率−税額控除額=所得税

ステップ①:課税所得を求める

年収240万円(※1)ー基礎控除38万円ー給与所得控除90万円ー社会保険料控除34万円(※2)=78万円

ステップ②:所得税を求める

課税所得78万円×税率5%ー控除額0万円(※3)=3.9万円(月額3,250円)

※1 月収20万円×12ヶ月=240万円
※2 所得控除額は人により異なります
※3 税率と控除額は下表を参照

 課税所得税率控除額
195万円以下5%0円
195万円〜330万円以下10%97,500円
330万円〜695万円以下20%427,500円
695万円〜900万円以下23%636,000円
900万円〜1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円以上40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円

※出典:国税庁

月収20万円の住民税の計算方法

住民税は、下記公式に当てはめれば3ステップで計算することができます。ここでは東京都渋谷区の住民税(均等割額:5,000円、所得割率:10%)で計算します。

住民税の計算方法をより詳しく知りたい方は、 住民税の計算方法を3ステップでわかりやすく解説を参照ください。

【住民税の公式】
均等割額+所得割額ー調整控除額=住民税

ステップ①:均等割額を求める

東京都渋谷区は一律で5,000円

ステップ②:所得割額を求める

課税所得83万円(※1)×所得割率10%(※2)=83,000円

ステップ③:住民税を求める

均等割額5,000円+所得割額83,000円ー調整控除額2,500円=85,500円(月額7,125円)

※1 課税所得は「年収240万円ー基礎控除33万円ー給与所得控除90万円ー社会保険料控除34万円=83万円」で計算
※2 東京都渋谷区の所得割率は10%

月収20万円の生活レベル

月収20万円の一人暮らしの例をご紹介します。額面月収は20万円で手取り月収は15万円です。裕福な生活とは言えませんが、家賃や通信費などの固定費を抑えることで、一人暮らしは十分可能です。

① 家賃:4万8,000円

② 食費:2万3,000円

③ 水道光熱費:7,500円

出費金額
家賃¥48,000
水道光熱費¥7,500
食費¥23,000
通信費¥7,500
交通費¥5,000
医療費¥2,000
日用品¥2,000
交際費¥15,000
趣味・娯楽¥10,000
衣料品¥10,000
貯金¥20,000
合計¥150,000

月収20万円に適切な生活レベル

生活費:手取り月収の6割

生活費は手取り月収の6割に収めると良いでしょう。月収20万円の場合、手取り月収は約15万円なので、生活費は9万円以内に収めましょう。

<生活費>
・家賃(手取り×30%)
・水道光熱費(手取り×5%)
・食費(手取り×15%)
・通信費(手取り×5%)
・交通費
・医療費
・日用品

娯楽費:手取り月収の2割

娯楽費は手取り月収の2割に収めると良いでしょう。月収20万円の場合、手取り月収は約15万円なので、娯楽費は3万円以内に収めましょう。

<娯楽費>
・交際費(手取り×10%)
・娯楽・趣味(手取り×5%)
・衣料品(手取り×5%)

貯金:手取り月収の2割

貯金は手取り月収の2割が適切です。月収20万円の場合、手取り月収は約15万円なので、3万円を貯金できればバランスの良い家計と言えます。

月収20万円の家賃

額面月収
20万円
※控除前
家賃
4.5〜4.9万円
※手取り×30%

家賃は、「手取りの30%」が良いと言われています。先述したとおり、月収20万円の手取り額は「15〜16.5万円」なので、家賃は「4.5万円〜4.9万円」が最適と言えるでしょう。

月収別の家賃

額面月収家賃
月収20万円4.5〜4.9万円
月収21万円4.5〜5.1万円
月収22万円4.8〜5.4万円
月収23万円5.1〜5.7万円
月収24万円5.4〜6万円
月収25万円5.7〜6.3万円
月収26万円6〜6.6万円
月収27万円6.3〜6.9万円
月収28万円6.6〜7万円
月収29万円6.7〜7.2万円
月収30万円6.9〜7.3万円

※月収の手取り額を算出し「月収の手取り×30%」で計算

月収20万円の割合

月収20万円は、単純計算すると年収240万円。ここでは、年収200〜300万円の割合を「全体」「男性」「女性」に分けて解説します。年収データに関しては、国税庁が公表している『民間給与実態統計調査(平成29年度)』を参照しています。

全体の割合

年収200万円〜年収300万円の割合
年収200万円〜年収300万円の全体の割合は「15.8%」

全体の割合を見ると、「年収200〜300万円」の割合が2番目に多いことがわかります。また、年収400万円以下の割合を合計すると「55.2%」なので、全体の半分以上が年収400万円以下ということになります。

男性の割合

男性の年収200万円〜300万円の割合
年収200万円〜年収300万円の男性の割合は「11.8%」

男性の割合を見ると、「年収200〜300万円」の割合が4番目に多いことがわかります。また、年収400万円以下の割合を合計すると「39.5%」なので、男性の3人に1人が年収400万円以下ということになります。

女性の割合

女性の年収200万円〜年収300万円の割合
年収200万円〜年収300万円の女性の割合は「21.7%」

女性の割合を見ると、「年収200〜300万円」の割合が2番目に多いことがわかります。また、年収400万円以下の割合を合計すると「78.3%」なので、女性の約8割が年収400万円以下ということになります。

月収20万円の仕事

業界・職種によって月収は異なります。そのため、月収20万円の仕事はどこの業界・職種にも無数にあります。ここでは、「職種別の平均年収ランキング」と「業界別の平均年収ランキング」を参照します。

年収が高い「IT業界」

業界的にも職種的にも年収が高いのが「IT業界」です。特に、エンジニア職の人材ニーズは高まっており、大企業から有名ベンチャー企業から引く手あまたです。

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職種別の平均年収ランキング

職種別の平均年収ランキングを見ると、

  1. 専門職
  2. 企画/管理系
  3. 技術系(電機/電子/機械)
  4. 技術系(IT/通信)
  5. 営業系

という順位になっています。

順位職種分類平均年収
全体男性女性
1専門職
(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)
588624494
2企画/管理系510559433
3技術系
(電気/電子/機械)
467474377
4技術系
(IT/通信)
456471395
5営業系444468377
6金融系専門職416566351
7技術系
(建築/土木)
415426352
8技術系
(メディカル/化学/食品)
400432357
9クリエイティブ系379412346
10事務/アシスタント系330384314
11販売/サービス系327352296

出典:doda

業界別の平均年収ランキング

職種別の平均年収ランキングを見ると、

  1. IT/通信
  2. 総合商社
  3. メーカー
  4. メディカル
  5. 金融

という順位になっています。

順位職種分類平均年収
全体男性女性
1IT/通信461488391
2総合商社461510375
3メーカー456489366
4メディカル450529363
5金融446535365
6建設/プラント/不動産418449344
7インターネット/広告/メディア412451365
8専門商社406438341
9サービス376411332
10小売/外食355388308

出典:doda

業界別の40歳の平均モデル年収

業界別の40歳の平均モデル年収を見ると、

  1. コンサルティング
  2. 総合商社
  3. 放送
  4. 携帯電話事業者
  5. 投資事業・投資ファンド

という順位になっています。

順位業界40歳モデル平均年収(万円)
1コンサルティング1,316
2総合商社1,232
3放送879
4携帯電話事業者839
5投資事業・投資ファンド815
6メガバンク798
7石油784
8海運776
9証券755
10総合重機745

順位業界40歳モデル平均年収(万円)
11医薬品731
12自動車723
13電機・家電大手706
14複写機・プリンタ702
15映画・アニメ695
16トイレタリー(日用品)690
17飲料・酒類689
18損害保険673
19建設671
20パチンコ・パチスロ648
21不動産・住宅・マンション647
22倉庫636
23生命保険633
化学633
25広告632
26ゲーム629
27ITサービス、ソフトウェア627
28工作機械626
29Webサービス624
30半導体製造装置622
31建設機械612
32ネット広告609
33電子部品608
34自動車部品602
35創薬ベンチャー601
業界平均600
36ネット通販600
37医療機器598
38鉄道(JR・民鉄)597
39鉄道車両594
鉄鋼・非鉄金属594
41化粧品585
42産業機械583
43食品573
44文房具・事務用品556
45通販537
カー用品537
47スポーツ・フィットネス536
48ドラッグストア527
コンビニエンスストア527
教育・学習塾527
51人材サービス522
52旅行519
53レジャー・テーマパーク518
54陸運500
繊維・アパレル500
56スーパー493
57外食491
58中古車488
59ホームセンター/ディスカウントストア485
60家電量販店482
61リサイクル・中古466
62ホテル464
63百貨店452
64介護401

出典:東洋経済『40歳年収「64業界別」ランキング』

月収アップする3つの方法

現実的に考えると、年収アップする方法は3つです。

  1. 昇進する
  2. 副業する
  3. 転職する

1.昇進する

年収アップするためには、「昇進」が一番着手しやすいです。しかし、年功序列の会社にお勤めの方にとっては、非常に長い道のりになります。

やはり、すぐに年収アップをしたいなら「副業」または「転職」がおすすめです。ちなみに、私が転職支援をさせて頂いた方の中で、素晴らしい成果を上げている人の特徴は下記です。

  • 聞き上手
  • 忍耐力がある
  • 社内外の人脈がある
  • できる理由を常に考える
  • 上司から信頼されている

2.副業する

「年収アップしたい」という方に一番勧めているのが「副業」です。

私は元リクルートの転職エージェントですが、リクルート在職中に「株式投資」や「アフィリエイト」「不動産投資」など、数多くの副業をやりました。あるタイミングで、副業年収が本業年収を上回りました。

最近では、副業をされている方が増えているので、年収アップしたい方は「副業」を検討してみてください。ちなみに、私がやっていた副業は下記です。

  • 株式投資・FX
  • 不動産投資
  • アフィリエイト
  • せどり
  • ブログ

3.転職する

年収をアップさせるために一番おすすめしているのが、「転職」です。どこの企業も人手不足が続いているので、年収相場が高い求人が多く出回っています。

実際に、売り手市場の現在、転職をして年収アップを実現させている方は多いです。2人に1人が転職をしている時代なので、転職経験がない方も検討してみてはいかがでしょうか。

月収アップを目指している方におすすめの転職サービス

月収アップを目指している方におすすめしているのが、下記の転職サービスです。有名な転職サービスばかりなので、ハズれはありません。

元リクルートの転職エージェントからすると、知名度の低い転職サービスはおすすめできません。「求人数」「サポートの質」「年収アップ率」を考えると、大手企業が運営している転職サービスの方が断然おすすめです。

1位:リクルートエージェント
2位:doda
3位:パソナキャリア
4位:マイナビエージェント
必須:リクナビNEXT

1位:リクルートエージェント

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リクルートエージェントの評判と特徴を元リクルートが徹底解説

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・圧倒的な求人数
・経験豊富なキャリアアドバイザー
・条件交渉に強いリクルーティングアドバイザー

・転職者の60%以上が年収アップ
・全国に拠点があり、相談がしやすい

2位:doda

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dodaは、人材業界大手のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営している転職エージェントです。2018年10月時点の会員数は約440万人で非常に人気の高いです。

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dodaの評判と特徴を転職エージェントが徹底解説

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求人数10万件以上
特徴・転職者満足No.1
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パソナキャリアの評判と特徴を転職エージェントが解説

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求人数3万件以上
特徴・転職サポートの質が高い
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・25万人分の転職ノウハウを保有
・転職後年収アップ率が67.1%

4位:マイナビエージェント

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マイナビエージェントの評判と特徴を転職エージェントが徹底解説

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求人数3万件以上(2018年11月現在)
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・20代、30代の転職サポートに強い(転職サポートに定評がある)
・キャリアアドバイザーの質が高い
・特に関東エリアに強い

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リクナビNEXTの評判と特徴を元リクルートが徹底解説

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探せる職種営業、事務・管理、企画・マーケティング・経営・管理職、サービス・販売・外食、Web・インターネット・ゲーム、クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイナ)、専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)、ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)、エンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御)、素材・化学・食品・医薬品技術職、建築・土木技術職、技能工・設備・交通・運輸、医療・福祉・介護、教育・保育・公務員・農林水産・その他
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・「転職成功ノウハウ」などのコンテンツが充実
・検索機能が使いやすい
・人材紹介会社であるリクルートが運営している安心感

おわりに

月収20万円の手取り額は「15〜16.5万円」ということがわかりました。所得税と住民税の計算方法は、非常に簡単なので、ご自身の手取り額を計算してみてください。


この記事をかいた人

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