2019年10月から消費税10%に!【知っておくべきことをわかりやすく解説】


2019年10月から消費税が10%に引き上げられます。それに伴い、軽減税率や経過措置などのわからない言葉もよく聞くようになりました。このページでは、消費増税について知っておくべきことをわかりやすく解説しています。

消費税は2019年10月から10%に増税

消費税は2019年10月から10%に増税されます。もともとは、2015年10月に10%に引き上げられる予定でしたが、2度に渡る延期の末、2019年10月に増税されることが決まりました。

年月主な決定
2012年8月消費税を2014年に8%、15年に10%引き上げが決まる
2014年4月消費税8%に引き上げ
2014年11月消費税10%の引き上げを1年半延期
2016年6月消費税10%の引き上げを2年半延期
2019年10月消費税10%に引き上げ予定

消費増税のポイントは2つ

消費増税を理解する上で重要なポイントは2つあります。「聞いたことがあるけど、意味がわからない!」という方もいると思うので、わかりやすく解説します。

  1. 軽減税率
  2. 経過措置

消費増税のポイント:①軽減税率

軽減税率

軽減税率とは、「特定の品目に対して消費税を軽くする経過措置」です。今回の消費増税により、ほとんどの品目が消費税10%に引き上げられますが、飲食料品(酒類・外食を除く)や週2回以上発行される新聞は例外的に8%に据え置かれます。

ここで重要なのが、「どの商品が8%で、どの商品が10%なのか?」を判断する基準です。特に、「外食」に関しては、テイクアウトの場合は消費税8%ですが、店内で飲食する場合10%のように、細かく分かれています。この辺りが、非常に複雑になっており、混乱を招いているのが実情です。詳しく知りたい方は、『軽減税率とは何かをわかりやすく解説』を参照ください。

【なぜ軽減税率が必要なの?】

消費税は、所得に関係なくすべての人に対して課される税金です。そのため、高所得者と低所得者の格差が広がるリスクがあります。それを防ぐために、日々の生活において幅広い消費者が利用するものに関しては、消費税負担を軽減する措置、つまり軽減税率が適用されるのです。

消費増税のポイント:②経過措置

経過措置とは、「税務処理上のズレをなくすために講じられる措置」です。難しいですね。より簡単に理解するために、映画館の前売り券を例に説明します。(消費者にとってはあまり関係がないので読み飛ばしても大丈夫です!)

例)映画館の前売り券
購入日:2019年9月30日
使用日:2019年10月1日

購入日の9月30日は消費税8%ですが、使用日の10月1日は消費税10%です。消費者からすれば、すでに8%の消費税を負担しているため、関係はないでしょう。しかし、事業者からすれば、どのように税務処理をするべきか混乱してしまいます。

このような混乱を防ぐために、一定の取引に関しては、税法上の経過措置が設けられているのです。経過措置が適用される取引は下記の10種類です。

  1. 旅客運賃、映画・演劇・競馬場・競輪場・美術館・遊園地等への入場料金等
  2. 電気・ガス・水道・電話・灯油に係る料金等
  3. 工事や製造、ソフトウェア等の請負契約
  4. 資産の貸付け
  5. 冠婚葬祭のための施設やサービスの提供
  6. 予約販売に係る書籍等
  7. 特定の新聞購読
  8. 通信販売による取引
  9. 有料老人ホームに関する介護サービスの提供
  10. 家電リサイクルの再商品化に関する取引

消費増税でも得するポイント!

消費増税でも得するために必要なポイントは、「軽減税率」です。上記でも説明しましたが、軽減税率とは「特定の品目に対しては消費税を軽くする経過措置」です。より簡単に言うと、2019年10月以後も飲料食品の買い物と定期購読の新聞は消費税8%のままということです。

この軽減税率をうまく使い得するポイントをご紹介します。

結論から申し上げると、店内飲食を控えてテイクアウトまたは自炊をメインにすることが重要です。消費税10%と諸費税8%の差はたった2%ですが、年間で考えると大きな差になります。実際にシミュレーションしてみましょう。

例)食費が月5万円
店内飲食の消費税:5,000円
テイクアウト:4,000円

たった1,000円の違いですが、年間12,000円変わってきます。この差をどう捉えるかは、人それぞれですが、店内飲食ばかりは避けた方が良さそうですね。

【キャッシュレス決済なら消費税8%のまま!?】

消費税が10%になった以後も、キャッシュレス決済なら消費税10%で買い物をして2%の還元を受ける、つまりキャッシュレス決済のみ消費税を8%にする提案がされています。まだ決定はしていませんが、クレジットカードを使えば消費税8%で買い物ができるのは非常にお得です。


この記事をかいた人

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