理路整然の意味と使い方【社会人の常識用語】


話して説明をしたり、文章を書いたりするのは仕事の基本ですが、その際に理路整然としているかどうか重要です。実際、理路整然とした話や文章を読むと、大変わかりやすく、気持ちが良いものです。

そこで、このページでは「理路整然」という言葉の意味や使い方はもちろん、理路整然と話したり、文章を書くためにはどのようにすれば良いかを解説します。

理路整然の意味

理路整然

読み方:りろせいぜん

意味:物事の筋道がきちんと通っているさま、文章や話が秩序立てた論理で展開されているさまのこと

理路整然とは、「物事の筋道がきちんと通っているさま。文章や話が秩序立てた論理で展開されているさまのこと」を意味します。ちなみに、同義語で「順理成章(じゅんりせいしょう)という言葉もありますが、こちらはあまり使われることはありません。

考え・話などの筋道が整っているさま。

出典:三省堂『大辞林』

理路整然の語源

理路整然の語源は、

  • 理路:物事や話の筋道
  • 整然:正しく整ったさま、秩序正しいさま

この2つの言葉を組み合わせて、「物事の筋道がきちんと通っているさま。文章や話が秩序立てた論理で展開されているさまのこと」という意味になりました。

理路整然の対義語

言葉の意味を考えるとき、対義語を考えるとより明確になるので、理路整然の対義語を考えましょう。

対義語は支離滅裂という言葉です。支離滅裂とは、「バラバラでまとまりがなく筋道が立っていないさま。趣旨がばらばらで一貫性に欠けているさま」簡単に言うと「めちゃめちゃなさま」という意味です。

まとめると、理路整然とは話や文章の流れや筋道が論理的で、一貫性があり、明快であることと言えるでしょう。付け加えると話の聞き手、文章の読み手にとってはわかりやすく、明解で、すんなりと受け止められることになります。

理路整然の例文と使い方

  • あの人の説明は理路整然としているので理解しやすい
  • この文章は理路整然としているので読んでいて気持ちがいい

などのように、話や文章の上手な人に対して、主にほめ言葉として使われます。そして、これは仕事ができる人といわれる大きな要素になります。

話や文章を理路整然としたものにするには

では、話や文章を理路整然としたものにするには、どのようにすればいいのでしょうか。

先ほど、理路整然とは話や文章の流れや筋道が論理的で、一貫性があり、明快であることといました。これに即して考えてみましょう。

①論理性

話の流れや論理に筋道を立てる

「AであればBです。またBであればCになります。従ってAであればCになります。」のように、論理的な説明を意識しましょう。

起承転結を意識する

元々は漢詩の内容を表した言葉ですが、現在は物語の展開や流れを表すものとしてよく知られています。ヒトコマ漫画の流れとして聞いた方もあると思います。

起承転結のそれぞれの意味は、

  • 「起」:話の導入
  • 「承」:「起」を受け転に向かって話を進める部分
  • 「転」:話の展開、クライマックス
  • 「結」:話の結論、オチ

のことです。

起承転結は必ずしも論理的ではない、との意見もありますが、聞き手にとっては納得感のある話の進め方と考えられるので、役に立つと思います。

5W1Hを意識する

これもよく知られていますが、5WはWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、1WはHow(どのようにして)です。

5W1Hを心がけると事実関係が明確になり、過不足のないわかりやすい説明になります。

②一貫性

おしゃべりな人は話す分量や内容が多いのですが、話の内容は必ずしも理路整然としている訳ではなく、むしろ話がいろいろな方向に飛んでしまう傾向があります。支離滅裂とまではいかなくても、脈絡のない内容になり、何の話をしていたのか分からなくなってしまうことが往々にしてあります。

話の都合上、少々の枝葉に飛ぶことは許容範囲ですが、話の主題から逸れることなく、一貫性をもって説明することが大切です。

③明快性

今まで述べたことのほかに、次のような説明の仕方をすると、話の内容を分かりやすく受け止めていただき、理路整然とした印象を与えます。

結論から先に述べる

話が論理的であっても、流れや内容が複雑だったりすると、うまく受け止めてもらえないことがあります。そうした場合は結論から先に述べると内容が分かりやすくなります。

例えば、「○○は××です。その理由は△△です。」など。説明も簡潔に短くなるはずです。

説明する要点を先に述べる

例えば、「ではまず、当社の業務業務について簡単に延べ、それから○○さんにやっていただく仕事の内容を、最後にこれからの手続きについて説明します。」など。これから何の説明があるかが理解でき、受け止めやすくなります。

説明する内容の数を伝える。

例えば、「ご説明する内容は3つあります。一つ目は○○についてです。~」など。前と同様に、説明する内容が理解しやすくなります。

おわりに

いかがだったでしょうか?

理路整然の意味と使い方を少しでもイメージできるようになれば、幸いです。理路整然と話したり、文章を書いたりすることは仕事をする上で重要なので、理路整然を意識しましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。


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