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【得手に帆を揚げる】の意味とは?【例文と使い方も解説】

得手に帆を揚げるの意味と使い方

得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)という言葉を知っていますか?あまり普段から使わない表現なので、耳慣れない方も多いはず。

「得手に帆を揚げる」の意味は、「自分の得意分野で絶好の機会を得て張り切ること」です。

この記事では、「得手に帆を揚げる」の詳しい意味はもちろん、例文と使い方などを解説します。大人の教養として覚えておきましょう。

「得手に帆を揚げる」の意味

得手に帆を揚げる

読み:えてにほをあげる

意味:自分の得意分野で絶好の機会を得て張り切ること

「得手に帆を揚げる」は、「自分の得意分野で絶好の機会を得て張り切ること」という意味です。

自分が得意としている分野でチャンスが訪れた時に、そのチャンスを逃さないように力を発揮するという意味になります。

得手の意味を深堀り

「得手」は、「自分の得意としていること」という意味。反対語に不得手(ふえて)という言葉がありますが、これは「自分が不得意としていること」を意味します。

「得手不得手(えてふえて)」という言葉で使われることが多いので、見たことがある人も多いと思います。

得手に帆を揚げるとは、追い風のようなチャンス(ここでいう得手)の時に目一杯に帆を張って、追い風をつかんで進んでいく船に例えた言葉です。

「得手に帆を揚げる」の語源・由来

江戸いろはかるた

出典:amazon

「得手に帆を揚げる」の語源・由来は、江戸時代に流行った「江戸いろはかるた」と言われています。

江戸いろはかるたとは、「いろはにほへと」から始まるカルタです。得手に帆を揚げるは、江戸いろはかるたの「けふこえて」の「え」の部分にあたります。

現代の船はエンジンで動くものがほとんどですが、江戸時代のように昔の船は帆にいっぱいの風を受けて進むものでした。風向きによっては、風をつかまえられず、船はなかなか進みません。追い風のときこそ風を捕まえるチャンスだったのですね。

それを得手と表現し、得手に帆を揚げるという言葉が生まれました。

江戸いろはかるたの内容

犬も歩けば棒に当たる

「江戸いろはかるた」の内容を紹介します。

有名なのは、「犬も歩けば棒に当たる」や「花より団子」ですよね。「江戸いろはかるた」では、現在は死語になっている言葉もありますが、今でも使われている言葉があるので、知っておくと良いでしょう。

犬も歩けば棒に当たる
論より証拠
花より団子
憎まれっ子世に憚(はば)る
骨折り損のくたびれ儲け
屁(へ)をひって尻窄(しりすぼ)める
年寄りの冷や水
塵も積もれば山となる
律義者の子沢山
盗人(ぬすびと)の昼寝
瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る
老いては子に従え
破(わ)れ鍋に綴(と)じ蓋
かったいの瘡(かさ)うらみ
葦(よし)の髄(ずい)から天井覗く
旅は道連れ世は情け
良薬(れうやく)は口に苦し
総領(そうりょう)の甚六
月とすっぽん、月夜に釜を抜かれる
念には念を入れよ
泣きっ面に蜂
楽あれば苦あり
無理が通れば道理が引っ込む
嘘から出た実(まこと)
芋の煮えたも御存知ない
喉元過ぎれば熱さを忘れる
鬼に金棒
臭いものに蓋をする
安物買いの銭失い
負けるが勝ち
芸は身を助ける
文(ふみ)はやりたし書く手は持たぬ
子は三界の首っ枷
得手(えて)に帆を揚げ
亭主の好きな赤烏帽子(あかえぼうし)
頭隠して尻隠さず
三遍回って煙草にしょ
聞いて極楽見て地獄
油断大敵
目の上の瘤(こぶ)
身から出た錆
知らぬが仏
縁は異なもの味なもの
貧乏暇なし
門前の小僧習わぬ経を読む
急いては事を仕損じる、背に腹は代えられぬ
粋(すい)は身を食う
京の夢大阪の夢

「得手に帆を揚げる」の例文と使い方

例文1.いつもは大人しい彼だけど重要なプロジェクトのリーダーに選ばれて、得手に帆を揚げるとばかりに張り切っている

例文2.チャンスが来たら「得手に帆を揚げる」ように貪欲になることが必要だ

例文3.リーダーに選ばれてから得手に帆を揚げて様々なアイデアを出した

例文4.あの会社はAI業界に参入して得手に帆を揚げるように成長した

例文5.得手に帆を揚げると言うけど、機会が来たら全身全霊で取り組んだほうが良い

「得手に帆を揚げる」は、簡単に言うと「チャンスを活かす」という意味なのでポジティブな意味合いで使われることが多いです。

「チャンスが来たら絶対成功しろ!」と叱咤激励する際に使うと良いですね。

「得手に帆を揚げる」の類語

「得手に帆を揚げる」の類語を3つ紹介します。

  1. 水を得た魚
  2. 順風満帆
  3. 流れに棹さす

1.水を得た魚

水を得た魚の意味は「自分に合った環境や自分の得意な状況で生き生きとしているさま」です。得意な状況で張り切るという意味では、得手に帆を揚げると同じですね。

例文1.彼は水を得た魚のように大活躍した

例文2.彼女の得意分野になると水を得た魚のように生き生きとしている

例文3.少しアドバイスをすると水を得た魚のように技術が上がり楽しそうだ

2.順風満帆(じゅんぷうまんぱん)

順風満帆の意味は2つあります。

  • 物事がすべて順調に進むことのたとえ
  • 追い風を帆いっぱいに受けて、船が軽快に進むこと

例文1.会社の業績が順風満帆で少し怖いくらいだ

例文2.彼彼の順風満帆な新婚生活を送っている

例文3.順風満帆に進んでいるときこそPDCAが必要だ

3.流れに掉さす(ながれにさおさす)

流れに棹さすの意味は「流れに棹(竿)をさして水の勢いに乗るように物事が思い通りに進むこと」です。

こちらは順風満帆と近い意味になりますね。

例文1.これまでの成果を会社に認めてもらった直後に、流れに棹さすかのように他社からのヘッドハントを受けた。

例文2.営業部の田中さんは、流れに棹さす勢いで同期の差をつけていった。将来は幹部候補とまで言われている。

例文3.「流れに棹さすと言うが、そういうときこそ天狗にならずに愚直に前に進むことが重要になる」と上長が言われてヒヤッとした。

まとめ

「得手に帆を揚げる」は前向きな表現になので、ビジネスシーンにおいても使うことができます。

正しい場面でさらっと言うことができたら、相手にも知的な印象を与えることができるはずです。ぜひ使ってみて下さいね。

①「得手に帆を揚げる」の意味

・自分の得意分野で絶好の機会を得て張り切ること

②「得手に帆を揚げる」の語源・由来

・江戸時代に流行った「江戸いろはかるた」

③「得手に帆を揚げる」の例文と使い方

・いつもは大人しい彼だけど重要なプロジェクトのリーダーに選ばれて、得手に帆を揚げるとばかりに張り切っている

・チャンスが来たら「得手に帆を揚げる」ように貪欲になることが必要だ

・リーダーに選ばれてから得手に帆を揚げて様々なアイデアを出した など

④「得手に帆を揚げる」の類語

①水を得た魚

②順風満帆

③流れに棹さす

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